2018.05.30カテゴリー:

夕方のニュース等でたまに鍵屋の取材が放送されることがある。20年近く前、鍵の勉強中に撮影に遭遇したことがある。TVクルーがじゃあ電話を取る所撮影しますと。撮影の都合もあり電話もいつかかってくるかわからないので電話のシーンを撮っていたんだと思われるが実話である。また、その後、何年かしてそのお店が又TVに出ていたが鍵を失くしたと訴えている女性は店の関係者だった(だと思う)。ドラマ等でも鍵穴にピッキングツールを差し込みカチャカチャといじり鍵が開くシーンがあるが、そもそもピッキングが出来ない鍵やテンションと言われる工具で回転させるアクションがないことが多い。そもそも回転させなければ鍵は開かない。その点、大野主演の「鍵のかかった部屋」市原主演の「猿ロック」等、本格派だと鍵業界では好評だった。ドラマは別として取材的なものにはフィクションも混じっていると思われる。

2018.05.24カテゴリー:

何年か前からこのような案件が増えてきた。高齢化社会なのでしょうがないと思う。

さて、徘徊の為と言う鍵は販売されていないが防犯の知識を生かし色々話を聞き対応している。マンションに多いMIWA LAやBHはシリンダーとサムターン(指でひねる部分)が同じ方法で止まっているのでサムターンを外しシリンダーにしてしまう。これはサムターン回し対策だが有効。しかし普段は玄関周辺に内側用の鍵を置いておかないといけない。緊急時にでられなくなるから。また、両面シリンダーにできない時にはサムターン自体に細工してつまみを外せるようにする。これは古い戸建てに有効。また、お金に余裕があるなら補助錠が有効。サムターンが外せるものも多く中にはボタンタイプで内側、外側別々に番号の設定が出来るものもある。窓もクレセント(窓の鍵部分)にも鍵がかかるタイプもある(ダイヤルタイプもある)。家に閉じ込めてしまう感じになるが事故に巻き込まれ事を考えるとしょうがないのかもしれない。

2018.05.10カテゴリー:

他社HPを見ていると解錠3000円~と言う見出しを見ることがある。電話帳の時代からこのような広告は存在した。玄関の鍵を失くし、手持ちのお金があまりない時にこのような広告を見ると飛びつきたくなると思うが100%、3000円では済まない。大体相場は1万~2万位だと思う。まず出張費が加算されていない。だいたい2000円~5000円位加算される。また3000円と言う価格は手提げ金庫等簡単なもので玄関は別料金。さらにこれらは税別価格になっている。結局相場(以上)になる。(一応どこかに小さく書いてある)現地に来た鍵屋に話が違うと言うとキャンセルの場合は出張費のみ払ってくれと言われ3000円程とられる。中には5000円払えと言う業者も(実話)。結局依頼してしまう。(これが狙い)HP上の価格は無視し数件の業者に電話して詳細を話し総額を聞くべきである。

 

2018.05.05カテゴリー:

友人の弟の車が盗難にあったと言う話を聞いた。車種は忘れたがスマートキータイプのものだったらしい(イモビライザー付き)。朝、駐車場に行くと車がなくなっていたという。前にも書いたがイモビカッター等、ハイテク機器には逆に落とし穴がありやり方さえ分かれば技術力なしで盗難が可能になってしまう。そこで、最近はアナログタイプの商品が又売れているらしい。

ハンドルロックである。これは、ハンドルやアクセル、シフトレバー等にバー状の本体をセットして運転を物理的に出来なくする。価格も2千円位からで十字キー付き。十字キーはあまり出回ってない為ピッキングは難しいし本体も電動工具などで切断するしかないので有効。窃盗犯は盗みやすい車を狙う為、手間のかかる車は敬遠する。抑止にもなる。グーグル等で「盗難防止ハンドルロック」と入れれば沢山出てくる。駐車場に長時間止める機会が多い方、自宅から駐車場が離れている方は安いので一つ持っておくといいかもしれない。

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