2018.03.28 カテゴリー:

世の中は便利になり、鍵も進化しています。最初に自動車にリモコンが採用され離れた場所から開閉が出来るようになりました。次にイモビライザー(電子的に認証するシステム)が開発され鍵の開閉だけだはなく盗難防止対策もできるようになりました。一方、住宅は少し前からチップ認証の補助錠が登場し鍵が要らないシステムが登場しています。さらに近年ではIoTにより鍵もインターネットに繋がろうとしています。技術革新は結構なのですが現時点のマイナスを書こうと思います。まずイモビライザーです。盗難されやすい車はプリウスです。プリウスと言えばトヨタが誇るHVで最新技術が投入されている車です。なぜ盗まれやすいのでしょう。簡単に言えばコンピューターをハッキングしてしまえばいいのです。少し前にイモビカッターと呼ばれる商品が話題になりました。これはオークション等で販売されイモビを無効化することが出来ます。最近の車にはOBDⅡと呼ばれる端子があり車の故障などを診断するための端子です。この端子を使いイモビを解除し別の鍵の情報を入れてしまうのだそうです。そうすれば、エンジンもかかるというわけです。勿論各メーカーも対策が進んでいると思いますがウイルス同様、犯罪者もさらに上を行くのではないでしょうか?鍵のデジタル化が進むとコンピューターの世界からのアプローチが出来るようになり解錠の技術がなくても鍵開けが出来てしまいます。次回は住宅編です。

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